早慶英語は文法より単語
早慶の英語は文法単独問題の比重が下がり続け、長文読解が中心です。そして長文の難しさの正体は、構文よりも語彙——英検準1級相当の単語が普通に出ます。つまり合否を分けるのは「発展文法を知っているか」ではなく「難しい単語で読む速度が落ちないか」。時間配分は 文法標準×単語難関 > 文法発展×単語標準 です。
単語:高校レベル10+難関まで
高校単語セクター全レベル(2,000語)を完成させた上で、難関セクター(828語)へ。難関セクターは高校までと重複しない純増分だけを集めているので、無駄な重複学習がありません。ここまで音声つきで自動化した語彙は、初見の長文でも「訳す」前に「分かる」状態になり、それがそのまま読速です。
文法:必須+標準を「確実に」
構文把握の土台として必須+標準1,366文を確実に。発展107文は、早慶の長文にも倒置や省略は出るので読み流しで一度触れておく価値はありますが、周回の軸にする必要はありません。
リスニング:方式によっては直接、一般でも間接に効く
共通テスト併用・外部試験利用の方式ではリスニングが配点に入ります。一般方式のみで受ける場合も、音声で自動化した語彙は黙読速度に直結する——音読・シャドーイングの速読効果は、制限時間との勝負である早慶長文でこそ効きます。
進め方の目安
文法は標準まで固めたら周回を維持しつつ、学習時間の主軸を単語に移すのがこのレベル帯の設計。難関セクターも1フレーズ=1ドリルの音声つきなので、通学時間の耳学習に乗せられます。
よくある質問
Q. 発展文法を捨てて大丈夫?
A. 「解く」対象としては優先度が下がります。長文で出会って読めるよう1周は目を通してください。正誤問題が出る学部を受ける場合のみ標準+αの対策を。
Q. 市販の難単語帳を1冊やるのとどう違う?
A. 難関セクターは高校までとの重複を除いた純増語だけ+全語音声つきです。重複分の時間を高校レベル10の完成度に回せます。
Q. SFCも受ける。
A. SFCは戦い方が別です。「慶應SFC」の記事へ。